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ホームインスペクションを利用しよう

中古一戸建ては経年劣化が避けられませんが、その程度がどのくらいのものなのかを素人目で判断することはとても難しいです。外壁にヒビがあっても内部構造は無事であったり、逆に外観はきれいでも中身はボロボロであったりと、見た目だけで正確に判断することはできません。そこで、プロの目によるホームインスペクションが有効です。ホームインスペクションとは、住宅診断とも呼ばれ、専門知識を持つプロが住宅の劣化状態や欠陥の有無を調べ、リフォームの必要性やリフォームする場合の費用の見積もりなどを客観的な立場から判断することを言います。プロが建物の各部分を実際に目で見て、異常がないかを確認してくれます。

ホームインスペクションの結果は、多くの場合、書面で報告されます。各部位ごとの状態や建物全体の状態を診断し、そのままでも大丈夫なのか、リフォームが必要なのか、必要であればどんな工事をすればよいのかをアドバイスしてくれます。そのため無駄なリフォームを避けることができ、その住宅を買ったとして最終的にどれくらいのお金がかかるのか、全体像をつかみやすくなります。公平公正なホームインスペクションの実施と普及は、国が後押ししています。2013年に国土交通省が「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を公表しました。中古住宅の基礎的なインスペクションを対象に、検査項目の基準や検査業者(インスペクター)に関する情報の公開、物件に対するインスペクターの客観性、中立性の確保について、指針が示されています。興味のある人は調べてみてください。

ホームインスペクションは有料であり、また売主である住宅所有者とその実施について協議し、必要な書類を手に入れなければなりません。お金と手間とがかかることにはなりますが、理想の物件を安心して手に入れるために必要なコストだと思えば、受け入れられるのではないでしょうか。基礎的なインスペクションはプロの目で見てわかる範囲の診断なので、隠れた重大な欠陥(瑕疵)の有無までは対象外であることには注意しましょう。長く住み続けることを希望する人は、更に詳しいインスペクションを依頼したり、瑕疵保険のついた物件を選んだりすると安心できます。