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中古であることに価値を見出す

中古住宅の定義は、竣工後に人が居住したことがある住宅、または竣工から1年以上が経過した住宅のことを言います。つまり、出来立ての建物でも中古になりうるし、中古と言うものの実は未使用ということがあるのです。そのため、中古住宅と一口に言ってもそこに含まれるものは千差万別、極めて幅が広いということがわかります。こと住宅に関して、私たちは新しいものを誉めそやし、古いものを冷遇しがちです。しかしながらよく手入れの行き届いたものであれば、古いからこそ出せる独特の風格や落着きがあることもまた事実ではあるでしょう。古民家や蔵がカフェとして用いられ、人気を博していることはその傍証と言えます。新築や築浅物件にはない個性を、そこに見出すことができるのです。

築年数とそれに伴う設備や仕様の新旧以外にも、中古一戸建ての場合にはその辿ってきた経歴によってもたくさんの違いが表れてきます。例えば新築当時に注文住宅だった一戸建てであれば、もとの所有者の好みや考え方、家族構成や職業といった要素が強く反映されていることがあります。庭の造りや場合によっては外壁の色など、見た目に関する部分には特に強力にもとの所有者のセンスが表現されているでしょう。こうした要素や個性は、強力であればあるほど一般受けはしないものです。しかし自分自身の感覚とピタリとはまった時には、値段以上の価値をそこに見出すことができるはずです。こうした幸せな出会いというのもまた、中古一戸建てを探す醍醐味として考えてもよいのではないでしょうか。

中古住宅を探すときには、つい値段や立地条件に目を奪われがちです。それらは確かに中古住宅のメリットではあります。また、徹底的なリフォームやリノベーションで自分の理想を新たに作り出すことも一つの考え方ではあるでしょう。しかしながら、あえてリフォームを最小限にとどめ、その家の個性を最大限に生かすという考え方もできるのです。実際、古民家風やセンスの尖った一戸建てを新築するとしたら、相当なお金がかかります。それが中古であれば安く入手ができるのですから、お得感はひとしおです。このように新築やリノベーションでは得られない年月や個性に自分の理想を求めるということも、中古一戸建て探しの数ある選択肢の一つです。ぜひ意識してみてください。